浮気の代償は結構高く付くケースが多いですよ

配偶者や恋人関係の相手が浮気をしてしまった。

既に結婚し配偶者となっている人や恋人関係でも婚約を正式にしている人には最悪、離婚や婚約解消といった代償以外にも慰謝料の支払いという代償も発生してくる可能性が大です。

単なる恋人関係ではなかなか慰謝料を請求する事は出来ません。

浮気という確証が得られないからです。

まず恋人関係について証明するものが何もありません。

余程、長年一緒に住んでいて内縁関係と実証できるものでもないと厳しいです。

恋人が別の異性と浮気をしたとしても浮気した時点で被害者との恋人関係が既に終わっていたと言われればどうしようもないのです。

配偶者や婚約者の場合には最悪、離婚や婚約解消というリスクが生じる場合が多く、その際には慰謝料も発生します。

ただ配偶者の場合には離婚しなく慰謝料のみと言うケースもあります。

通常、離婚に至る場合には財産分与に慰謝料です。

配偶者における慰謝料については相手との婚姻期間、財産などによって異なりますが概ね200万くらいからと成りますが経済的代償は大きいものでしょう。

また子供でもいれば養育費などの問題も出てきます。

世間的には「バツ1」的な事で時には持てはやされるような風潮もありますが、離婚原因を作った側の「バツ」についてはやはり根底には見下し感というか軽蔑感的な印象は残り、社会的信用も失墜していきます。

例えば、同期での出世頭で一番早く課長になったものの部下の独身女性と不倫に陥り、それが浮気調査によって発覚し離婚、部下の女性も退職、会社側もそんな人物を同じ課で働かす訳にもいかず、会社側も移動か左遷とするが社会的信用が失墜しており、結果、転職してしまう。

財産分与と慰謝料で資産も僅少の上、転職先での給与は以前よりかなり少なく、更に月々2人の子供の養育費もまだまだ支払い続けなければ成らず、経済的代償も大きく、彼のちょっとした浮気心から起こった部下との浮気の代償は計り知れないものとなってしまいました。

また別な例として、10歳の娘を持つ専業主婦の奥さんが昼間、近所の奥さんと習い始めたテニススクールで知り合った独身のテニスコーチと浮気をしてしまい、余りにも夢中に成りすぎた結果、近所の奥様にも反感を買い、ご主人に名無しで忠告、すぐに探偵に浮気調査を依頼して全てが判明してしまいました。

ご主人は離婚を決意、財産分与はしたものの妻とテニスコーチに慰謝料は請求、テニスコーチは複数の女性とも関係があり、遊んでいた女性の1人で浮気発覚後には慰謝料の僅かばかりを支払ったものの逃避。また10歳の娘も父親に引き取られる事を同意してしまいました。

この妻は浮気をした為に暖かい家庭ばかりか娘とも別れ、実家に帰ったものの両親や兄弟からも浮気の事をなじられ、1人でアパートを借り、勤めに出るもぎりぎりの生活を余儀なくされる生活になってしまい、経済的代償はかなりのものと成ってしまいました。

更に再婚できる様な話が来ましたが、娘が別れた夫側にいる事を不審に思ったお相手は探偵事務所に結婚調査を依頼、調査結果、同女の浮気が離婚原因と知り、再婚機会も逃してしまいました。

この様に安易に浮気に走ってしまった為に大きな代償を支払う羽目になってしまったケースですが、似たような境遇となってしまったケースが多く、意外にも浮気の代償は高いと言わざるを得ません。